性交痛改善
性交痛が起きている要因をまとめてみました
20代の性交痛
初めての性行為にて、処女膜が原因で痛みを感じる方が多いです。数回の性行為で痛みが無くなるのが一般的ですが、稀に膣口に処女膜が残ってしまい挿入時に痛みを引き起こしていることがあります。
更に、残った処女膜の一部が膣の入り口付近で輪ゴムのような形状で固くなってしまい、痛みの原因になっているケースも見受けます。
処女膜の残りが固くなっている場合、ローションを使用しブリッジ式マッサージが有効なケア方法となります。これにより、処女膜が柔らかくなり残った輪ゴム状の処女膜が皮膚に同化し痛みの原因がなくなります。
処女膜強靭症や膣口が狭く堅い場合など、他の要因が影響している可能性もあります。
30代40代の性交痛
性交痛の長期化: 20代から性交時の痛みを我慢している女性が多くいます。この痛みを長く我慢することで、痛みの感覚が固定化してしまうことがあります。
痛みの認識: 問題がもうないにも関わらず、膣に触れると脳がそれを痛いと感じることがあります。これは、触れた感覚を痛みとして認識されてしまうためです。
感覚の上書き: このような場合、感覚を変えるための取り組みが必要になることがあります。これによって、痛みの感覚を改善することができます。
この状況では、心理的な要因が大きく関わっているため、個々の人に合わせたアプローチが非常に重要になります。
閉経後の性交痛
閉経後、性行為をしない女性は、身体がその能力を徐々に減少させてしまうことがあります。
詳しくは「閉経後の膣の改善」のページでご確認いただけます。
性交痛になりやすい女性の性格的な特徴
性交痛を持つ女性たちとの経験を通じて、ある性格的な共通点が存在するという印象を持っています。
- 恐怖心が強い
- 慎重
- 不安が強い
- 考え込みやすい
- 自信が無い
その方のペースに合わせた施術を行っていきます。
身体が受け入れの準備ができていない
前戯が十分でないため、女性が十分に興奮していない状態での性行為をすると、痛みを感じる女性も多いです。
短い前戯の時間でも女性が快感を感じやすくなるよう、感度を高める施術をしています。
大きい男性器
日本男性の平均的な陰茎サイズは長さが13.5cm、亀頭の直径が3.5cm程度です。
理想的には、大きな男性器を持つ男性は女性が受け入れやすいように充分な前戯をすべきですが、多くの場合、アダルトビデオの影響で「大きさが女性を満足させる」と誤解し、十分な前戯を行わない男性が多いです。逆に、小さめの男性はしっかりと前戯を行う傾向があります。
株式会社TENGAの調査より
男性器の長さ 上位6位 (数値はおよその数)
- 15㎝ 3.3万人
- 12㎝ 3.1万人
- 17㎝ 1.4万人
- 13.5㎝ 1.9万人
- 14㎝ 1.5万人
- 10㎝ 1万人
男性器の太さ 上位8位 (数値はおよその数)
- 2.9㎝ 2.9万人
- 4㎝ 2.5万人
- 3.5㎝ 1.6万人
- 1.8㎝ 1.4万人
- 4.5㎝ 1.2万人
- 4.7㎝ 1万人
- 5㎝ 0.9万人
- 1㎝ 0.5万人
もし大きめの男性器がお悩みなら、出産前の妊婦が行う会陰マッサージを試すと良いかもしれません。このマッサージにはカレンデュラオイルを使用するとより効果的です。
施術のおはなし
『施術の流れ』
- 痛みの部位の特定 膣の入り口・膣の上・下・左右・全体・奥
- 痛みが起きている要因の分析 痛みには必ず要因があります
- 痛みの改善方法の考察
- 施術 痛みの部位をほぐして取り除く・痛い感覚の上書き
「施術のポイント」について、簡単に説明します。
痛みのある部分だけを触ると痛みが強まるので、他の快感を感じる部位を利用して、痛みのある部位をもみほぐし、感覚を変えていきます。ブリッジ式の施術では、クリトリスと膣内を同時に刺激し、膣の感覚を変える方法を取り入れます。